ナショナルHiFiラジオUF-605(修理依頼品)

表題の機種を修理しました。依頼者は、オークションで、”受信確認してます”との事で購入されたようです。
見た目はとてもきれいにしてありますが、中身がひどかった。
確かに、ラジオは受信しますが、近所迷惑なほどのハム音に、チューニングを回すと、ガリガリ音。
パイロットランプも7個中、3個切れているし、こりゃ手ごわい動作品じゃわい!
と、言うわけで、修理しました。
HiFiのIFTが生きていて、ナローで(通常モード)周波数を合わせ、その後ワイドにすると、変化がわかります。
スピーカーも大きくて、なかなかの迫力です。
ただ、でかい。重い。 しかも、ダイヤル糸のプーリーが大きくて、机の上に置き、加工するのは無理。
よって、ほとんどの時間、立ったままではんだ付けでした。


写真

写真をクリックすると説明画面に移ります
1 写真をクリックして明細へ!
2 チューニング糸の留め金が違う
3 シャーシ
4 この配線はなんだ!!
5 傾いたバリコン
6 げ! シャーシが曲がってる
7 電源SWかスカスカです。
8 ヒューズが2個
9 バリコンのブッシュが劣化
10 変色した電源トランス
11 コンセントが割れている。
12 中の確認
13 ハンダが付いてない
14 パイロットランプの配線
15 電源スイッチに球を入れる
16 部品を集める
17 力仕事じゃ!
18 ブロックケミコン部分の行き替え
19 糸も限界でした。
20 バリコンの修理
21 外してよかった
22 新しいブッシュ
23 無事、バリコンが生還
24 各抵抗の計測
25 PU端子増設
26 トラッキング調整
27 修理後のシャーシ
28 電源、終段
29 糸の張り替え
30 最終確認
31 キャビネットに装着
32 ネジ
33 iPod試験
34 背面
35 背面
36 機械の姿
37 完成


真空管ラジオのお部屋


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