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SR-280Mの修理(修理依頼品)
SR280Mの修理依頼を受けました。
1.電源が入り選局もできますが、ボリュームを最小にしてもそこそこの音が出てしまいます。
2.1の状態で電源スイッチのボタンに表記がある”HIGH”や”LOW”にすると「けたたましく大きな音」がでます。
これは心臓によろしくありません。 との事でした。
現物を送っていただき試験したところ、
音量を絞っても確かにやかましいほど音が出ています。
HI-LOW切り替えは、たまにガリガリ言いますが、いつもではなく、そこまで大きな音はでていない。
ところが、PUに回した瞬間から、めちゃんこでかい音でラジオが鳴ります。
おかげで、かみさんに”夜中に大きな音出しちゃだめ!!”って、怒られりゃいました。
てな、具合で、これは修理するしかないなと思ったら、パイロットランプが点灯してない。
SR280Mの特徴である、針が、輝いてない。 多少の不安を抱えながら、シャーシを取り出しました。
案の定、劣化した配線が、シャーシとショート寸前です。
もしやと、シャーシ内を見ると、高圧ラインにも劣化した線があります。
すべて交換するのためには、組み替えないといけなくなります。
今回は、特に劣化した部分を配線交換し、音量調整を新品に交換する方針としました。
ただ、なぜPUで、”ラジオ”が鳴るのか不明でしたが。 (本文中で種明かし)
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