懐かしいマグネチックスピーカーを8Ωスピーカーに改造

古典ラジオのスピーカーが前から欲しかったのですが、壊れていないスピーカーが付いたものは高くて落札できませんでした。
このたび、スピーカーが壊れていたおかげで、やっと落札出来ました。(と、言っても、コイルが切れているだけで、外観は問題なしでした)
さっそく、懐かしいマグネチックスピーカーのコイルを巻きなおして、昔の、あの、堅い音を楽しむ事にします。
本来なら、出力トランスの変わりに、マグネチックスピーカーを繋ぐので、インピーダンスは、約10K前後だと思います。
ただ、最近のレスラジオはインピーダンスは低いし、TRラジオでは鳴らせない。 そこで、今回は8Ωにして見ることにしました。
もっとも、何をどのくらい巻けば、8Ωなんだか、さっぱりわかりません。まずは0.32mの銅線(UEW)20mを買ってきました。
これを、手巻きで、数を数えながら一生懸命巻いて行き、結果的には300回巻きました。 物は試しで、実験。
何と、ばっちり音が出ます。 懐かしいあの音が。
ネットで探した情報で計算すると、8Ωより少々多いようですが、実際に音出しでは問題無い様です。
外したり付けたりも大変だから、これで満足といいう事にしました。



写真

写真をクリックすると説明画面に移ります
1 壊れたマグネチックスピーカーを買った
2 コーンと分離
3 テコの原理で、磁石を持ち上げる
4 外したボビン
5 巻き始め
6 出来上がり
7 ジャッキを買ってきました
8 ジャッキアップ完了
9 コイルと、コーンの接続
10 大昔のトランジスタラジオのイヤホン端子へ。
11 さっそく、アンティークな木枠に入れます。
12 アンティークスピーカーの完成です。


真空管ラジオのお部屋へ


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