MW帯ラジオ用周波数カウンターの作成

以前から、ラジオ修理用の発振器に、周波数カウンターを付けようと思っていて、やっと着手。
回路は、74HC04で波形整形をして、PIC16F88のTMR1を使って計測。
出来るだけ誤差を抑えるため、20MHz水晶発振を使い、さらにその誤差をソフトで校正できるようアルゴリズムを組み込みます。
表示は、秋月で買ってきた4桁のLED。これは、蛇の目基板で作る者には好都合で、面倒な配線が不要になります。
表示は4桁ですので、ソフトは、0〜9999KHzが計測出来ればよく、1KHz以下は四捨五入します。
実際には、4mSでカウンターをゲートコントロールし、カウント値を1/4にして、KHzにしています。
表示は16mSで、4セグ循環のダイナミック表示。最終桁と先頭桁の間で、計測値を更新しています。
利用目的は、SG代りに使っている発信器の周波数表示ですが、せっかくなので、表示周波数を455KHz引いた値を表示するモードも作ってみました。
レスラジオの12BE6のカソードに付けると、受信周波数を表示してくれます。
それに合わせて、電源も、AC 6.3V(ヒーター電圧)で供給可能な回路にしてみました。
原理的には、16MHzまでカウント可能ですが、表示が4桁なので、9999KHzまで。実測で10.999MHzまでは確実に、正確に計測表示出来ました。
プログラムは、設計から1週間、毎夜毎夜頑張って、アセンブラにて作成。
最終的には、表示文字テーブルを含め512バイト以下となりました。
プログラムエリアがガラ空きなので、なにか、機能を追加したいと思っていますが、思いつきません。
アイディア、や興味が有ります方は、こちらにまでよろしくです。


写真

写真をクリックすると説明画面に移ります
1 ブレッドボードでまずはテスト
2 1-10999KHzカウンター作成
3 構成図
4 部品集め
5 CPUボードの作成
6 ジャンパー部分
7 ちょっと持ってて!
8 ケーブル?作成
9 基板を繋いでいきます。
10 つながりました。基板、完成です。
11 まずはメカチェックのためのテスト。
12 ソフト完成! ほし みっつですぅ〜
13 基板 おりまげます!
14 ラジオ調整用発振器に繋いでみました。
15 CPUボードです。
16 表示機正面
17 こんなふうに組み合わさっています。
18 トランスレスラジオに繋いでみました。
19 プリアンプを作りました。
20 接続成功です
21 ケースに入れて携帯カウンターに。
22 いかがですか?精度も十分。
23 ラジオのOSCを計測
24 各部の説明
25 調整用発信器、なんちゃってSG
26 中身 電池BOXと、発信器
27 表面のカウンター基板(PIC)
28 後ろ姿
29 ブローブも作ってみました。


真空管ラジオのお部屋へ


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